中国の上海市は1842年以降、様々な形で外国資本が流入して栄えた都市です。
近代史に目を向けると、先進諸国の様々な思惑に翻弄されながら、常にアジアを代表する国際都市であり続けており、近年ではビジネスの中心にもなりつつあります。
「租界」という言葉に代表される外国との関係は決して幸せなものではなかったにも拘わらず、良くも悪くも様々な遺産をこの都市に残しました。現在の上海市にはこうした経緯の上に培われた懐の深い魅力があります。
一方で古代史に目を転じても呉淞江の河口に位置する上海市は交通の要衝としてその存在感を示しています。
春申君は中国史ファンには馴染みの深い戦国時代の名君ですが、上海は彼の名君の奉ずる土地であったことはあまり知られていません。このため、現在でも上海は申と称されることもあるそうです。
上海は現在でも中国、そして、アジアを代表する国際都市です。